リフレサロン・リンデン -羽村市 リフレ サロン 教室- | 日記 | 月灯り
2011/03/24
月灯り
地震から10日が経った。
音信不通になっていた知人・友人から無事の便りが届きはじめ、一安心と言いたい所だが
未だ親戚達は被爆の不安を抱えたまま不自由な生活を送っている。
世の中にさまざまなデマや憶測が産声を上げ、義援金詐欺まで登場してしまう・・・。
「そんな事してると また地球に怒られるよ!」
東京では計画停電が始まった。
ガス欠で車を控える人が増え夜は暗~くなった。
信号まで消えてしまった道を運転するのはさすがに怖いけれど
薄暗~い街はとても好き。
出歩く人も少なくて、し~んとしていて、冬の夜空が凛としている。
子供の頃に戻ったみたいで物凄く懐かしい。
停電中に聞くラジオもロウソクの灯も…。
そう言えば、昔は度々停電してたなぁ。
妹と母と三人で心細気に父の帰りを待って居たっけ。
停電と節電で家族が一つの部屋に集まり会話やゲームをするようになったと言う話を聞くと
計画停電もまんざらでは無い。
街中に溢れていた過剰すぎるネオンはこれを機会に無くしてしまえば??
24時間のコンビニも個人的には不要だ。
所詮人間も動物。
朝日とともに目を覚まし、、陽が落ちたら眠りにつく生活に戻って行けば
病気になる人も減ると思う。
便利に成りすぎた生活を復興させるのは容易では無い。
…かと言って便利さを手放せるのか? それも難しい…。
『皆で考える時期が来んだよ』て地震が来たのかも!?
昨日は満月。それも1992年以来、地球に大接近したスーパームーン。
夕方見た月の中には大きなウサギが浮かんでた。
「昔は夜が暗かったから、それはそれは満月が楽しみで…。
満月の夜にはあちこちに恋人達の姿があったのよ。
本当にロマンティックだったわ」
と大正生まれのお客様が頬を染めながら話してくれた事がある。
だから、昔の人は毎日変化するお月様を待ちわび
名前を付け愛でていたのだろう。
立待月・居待月・寝待月・更待月…。
月には”新月”から”三十日月”まで毎日名前が付けられ
1つ1つに素敵な由来もある。
そんな事を考えながら
夜空をじーっと眺めてみる。
今夜はどんな顔を見せてくれるのかな?
30通りの月灯かり
夜のネオンで消さないで・・・!!
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